夜久霊をともない諸口に古事を訪ねる

Copyright © 2003 maid 内容の引用・転載を禁ず

2008年11月

Pause  冬虫夏草

音に聞く冬虫夏草。

たまたま中華街展で見つけたので、誘惑に負けて一つ買ってみた。
植物である。
が、虫の形をしている。

A、B、Cとあり、大きくて状態のいいものからAである。
私が買ったのはC。
だって、高いんだもん。
その上、「おじさん、もう少し安くならない?」と言って、350円ほど負けてもらった。
いずれもチベットのものだという。
30度ぐらいの焼酎に入れて、3ヶ月ぐらいしたら飲めるよ。
いつまでも使えるよ。と。

そういえば・・・私も25年ぐらい前に朝鮮人参を買ったっけ。
焼酎で抽出して、20年ぐらい使えますよ。と言われて早25年。ま、いっか。

デパートの帰りに早速35度の焼酎を購入。
いいガラス瓶がなかったので、ペットボトル500ml入りのに焼酎を入れ、冬虫夏草を2つばかり入れてみた。
3ヵ月後が楽しみである。
そうそう。ここのおじさんは、買ったののおまけに、スッポンの粉末を4包みくれた。これはいつ飲もうかなあ・・・。(汗)

Pause 雲南普洱茶磚 他

さて。
お茶の好きな私としては、当然・・・お茶について書きたいのであった。(苦笑)


老欉水仙

LAO−CHUNG SHUI−HSIEN  wu−i ta−yen
福建省厦門茶葉進出口公司

原材料 ウーロン茶(半発酵茶)
原産国 中国
(保存方法)高温多湿を避け、お早めにお召し上がりください。

何か珍しいお茶はない?と聞くと、これだといっておじさんが勧めたお茶である。
このお茶が取れる山には番人がいて、厳しく取り締まられているとか。
そうそう入ることが出来ない山で取れるという。
何と言うか・・・銘柄「老欉水仙」の横に古印体の文字で書かれているのでよく読めないが、「武夷大岩?」みたいな字が書かれているので、これが件の山の名前かもしれない。
もしかして、wu−i ta−yen と読むのかも。



雲南普洱茶磚 

読み方は・・・よく分からない。「うんなんプーアルちゃひ?」
プーアル茶である。
昨日、簡単に書いた。
長方体なんて言葉があったか?分からないが・・・
まあ、そんな形。

20年ものだという。
250g で、中国土産畜産進出口公司雲南省茶葉分公司 と書いてあった。
煎じると真っ黒になる。だが、癖のない味で、まろやかである。



雲南七子餅茶

昨日、どちらを買うか迷ったが、結局上のにしたのだ。
で・・・
今日また行って、これを買った。
円盤型のプーアル茶である。これは15年ものだという。
お茶を包んである紙に「茶」と言う字が印字されているが、この「茶」という字の色でランクが違うらしい。
私のは緑。まあまあ・・・らしい。

昨日のおじさんの話で、お茶にはいろんな種類があることが分かったが、
烏龍茶だけでも200種類ぐらいあるらしい。
さらに、
もともと、
中国のお茶は、白茶、黄茶、緑茶、烏龍茶、紅茶、黒茶(プーアル茶)に別れ、全く違う作り方で作られるのだと。
白茶は、ただ乾燥させただけのもの。
黄茶は、少し発酵させたもの。とか。

このなかで、「こうちゃ」と言われたので「紅茶」と書いたが、字を確認しなかったのでこのあたりはいい加減である。
・・・ちなみに、ドイツで黒いお茶というと、紅茶のことになるのだ。



棒棒?茶

名前を忘れてしまった。
バラの花びらが入っていたので薔薇紅茶かと思ったら違った。
暴飲暴食しても大丈夫な、おなかの調子をよくしてくれるダイエット効果のあるお茶だ・・・というふれこみだった。
初めて見たので一つ購入してみた。



特級鉄観音(新茶)
中国茶(半発酵茶)

いろいろ買ったので、おじさんがサービスで鉄観音茶の小さなパック3つセットをくれた。鉄観音茶は烏龍茶である。プーアル茶と違って渋みがある。
烏龍茶の方がプーアル茶より値段は高かったと思う。

Pause  雲南レンガ茶

中華街展にとんぼ玉がなかったとは言え、私はお茶が大好きなので、珍しいものを買うためとお茶についての話を聞くために、お茶を売っているお店に行った。

例の・・・異物混入関係でいろいろ検査があったようだった。
検査料がかかるので、お茶を値上げせざるを得ないだろうとの事だった。

それから、
ネットで買える中国のお茶は粗悪品が多く、カビが生えていたり、変な物が混ざっていることが多いので買わない方がいいとも言っていた。
香港辺りで偽物がたくさん売られているとか・・・いろんな話を聞いた。

私が今回買ったのは、雲南レンガ茶。
長方体の形に固められたお茶である。
何と、20年ものだと言う。
「年数が経てば経つほど味がマイルドになる」と店主は言った。



もう一つ、
以前に買ったことのある円盤型をしたお茶。雲南七子餅茶・・・だったか?
名前はちょっと正確ではないかもしれないが、雲南と七子はあっていると思う。
今回、初めて分かった。どうして「七子」なのか。
店主に小さな樽のような形の包みを見せてもらった。
「中国では年に一度、この樽のようなのを買うんですよ」と店主。
何でも・・・
このお茶は7つ1セツトで包んであり、1年に1セツト買うと、それを少しずつ使っていって1年間もたせるらしいのだ。
だから、「七子」なのだという。
私は、バラで買ったことしかなかったし、7つで1セツトになっているのを見たのも初めてであった。

知っている人は知っているだろうが・・・
このお茶は円盤の形をしていて、端の方から少しずつ崩し取ってお茶に使う。
固めてあるのは、湿気が少しでも入らないようにするためらしい。
昔は日本でも煎茶をお椀の形に固めて、それを紙に包んで1つずつ売っていたんですよ。とは店主の言。
・・・何処のお茶の話であろう?

話はとても面白かった。
明日も行く予定。
・・・どのお茶を買おうかなあ・・・。

横浜中華街展

1年に一度、某デパートで横浜中華街展をするのだが、連休なので勇んで行ってきた。
私の大好きなとんぼ玉のお店は今年も来ていなかった。
・・・売上が少ないと、やって来る店の中に混ぜてもらえないらしかった。
だから、不景気でも安定して客が来る飲食店ばかりが沢山やって来ていた。

まあね。
あのとんぼ玉屋さんが来なくなったので、とうとう私は自分でとんぼ玉の材料を探し、自分で作るようになってしまったのだもの・・・。
が・・・
ある店の人と話をしていたら、私のお目当てのお店の人を知っているらしかった。
・・・手紙を書いて、それを渡してもらうように頼んだら・・・渡してもらえるだろうか?

時々、とても話の会う人と出会うことがある。
無論、こちらは客で、向こうは商売する人だから・・・公平な立場での話ではないかもしれない。それでも、話していて面白い人と、あまり話をしたくない人がいるのだ。
出合ったのも何かの縁。
次に会えるかどうか、本当に分からない。

もう一度、会っていろんな話がしたいなあ・・・。

ケンポ梨 〜神在月に寄せて〜

11月のこの日。
境内ではケンポ梨を売っていた。
昨年、買い損ねたもので、今年はどうしても手に入れたかった。
「梨」と付いているが、実際には梨とは違う。
ただ、味がちょっと梨に似ているかも。

枝にしか見えないが、この茶色い部分の少し膨れて柔らかくなった部分が食べられるのだ。
一番先っちょは、種である。
これを撒くとケンポ梨が出来るかもしれないが、何でも・・・すっごく背の高い木になると聞いている。

それから、店主は、枝の部分を煎じて飲んでもいいといった。
・・・甘い香があるお茶が出来るかも。
やってみようかなあ・・・。


けんぼ梨

ケンポ梨2

映画「ハッピーフライト」

前から行きたかった映画を観に行った。

感想。
楽しい映画だった。
ああいうのが明るくて前向きでいいなあ。

この矢口という監督さん、いいね。

神在月によせて  けんぽ梨

私の住む地方では、11月は神在月である。

特に私が気に入っているお祭りは、佐太神社の「お忌祭(おいみまつり)」である。
毎年この時期には、この神社の近郊の日本海で「龍蛇さん」と呼ばれる小さな蛇が見つかる。
それは、本来は南方の海に住むはずのセグロ海蛇といわれるものである。
11月は、とにかくよく海が荒れる。
それはひどいものである。
そして、その荒れる天気と一緒に、海からおかしなものがやってくるのだ。


最近では、千円を払わないと、その蛇も見せてもらえなくなってしまった。
・・・お忌祭にも金がかかるのだ・・・。

だが、今年は嬉しいことに、佐太名物の「けんぽ梨」が売れていた。
しかも、ひと束300円という手ごろな値段。
(私の記憶が正しければ、3年前は700円。6年前は500円だったはず)

写真を取ったので、後日UPしよっと。へへへ。

神在月によせて

体調も落ち着いてきた今日。

この前から鼻がぐずぐず言っていた息子を耳鼻科に連れて行った。
アレルギー性鼻炎だという。
風邪ではなくて、ほっとした。
さらに・・・
インフルエンザの予防注射に余裕がありますが、希望されますか?と訊かれた。

某医院にインフルエンザの予防注射を頼んではいるのだが、市内で少し流行り始めたので、予防注射が間に合うか、心配していた。
で、
「お願いします」と、息子に予防注射をしてもらった。
そして、一度家に帰り、次女を連れてきて、私とふたり、予防注射をしてもらった。
だって、息子は受験生。家族みんなで注射しなくては意味がない。

そのあと家に帰り、しょうゆ味のラーメンを作ったが、食後は次女と母を伴って、ある神社へ詣でた。
ここでは、神在月の特別なお祭りがあるのだ。
ここで、目的のものを手に入れ、とても嬉しかった。

そのあと、電気屋さんで母が使うストーブを買い、デパートに行って買い物をした。
それから、夜、例によって映画を観に行った。

天気もよく、
いい日だった。

好き勝手なことをした一日だった。

神在月に

11月は、旧暦の10月。
神在月である。

昔、とても大切な「友」がいた。
しかし、仕事と家庭の上に、「友」の仕事に協力するための膨大な時間が必要となったため、睡眠時間と心の余裕をなくした私は、精神のバランスを崩してしまった。

精神病を患ったわけではないが、
もともと情緒の不安定な私は、体調も心の安定も失い、「友」と、「友」に関わる全ての人を拒絶した。

そうしなければ、本当に心の病気になってしまったと思う。

以来・・・
「友」は、私の存在を忘れてしまった。


まあ・・・
そんなものかもしれない。


体調不良

先週の水曜日辺りから体調が下降。

金曜日に医者に行って薬を貰い、金、土、日と・・・近年にないぐらい長く寝た。
お気に入りの医者から貰った葛根湯がよかったようで、
どうやら山を越えたような気がする。

が・・・

パソコン前での転寝が三日続いた後の風邪気味から体調不良になったものなので、気をつけなくてはいけない。

取りあえず、日曜日は午後、寝ているのに嫌気が差し、掃除、洗濯をしてからショッピングに行った。
気分がよくなったからよかったが、
我が家って・・・私が御飯を作らないと皆、テレビの前でぼうっとして、「何もしない」か「冷蔵庫を開ける」だけ。

・・・もっと・・・こう・・・。
生産的なことができるように家族を仕込むべきであったと後悔している私。

映画「センター・オブ・ジ・アース」

ちょっと時間が出来たので、またまた映画を観に行った。

まあ・・・B級映画だが、楽しめた。
少し会話だけで強引に話を進めているような感じで、あわただしい印象があった。

女優さんが綺麗だった。

青い眼

曹操のことを、青い目、と書いたら、

それは、孫権のことだ、とメールをもらった。


・・・そうだったか?
私は、曹操のことだと思っていたが。
しかし、まあ・・・三国志のダイジェスト版を中学生の時に読んだだけの私としては、自分の記憶に自信が持てない。
・・・もう一度、読み返すか?三国志。(苦笑)

映画「イーグルアイ」「RED CLIFF」

今日は、11月1日。
「1」の日は映画が1000円で観られるので、行ってきた。午後と・・・時間を置いて夜に。


「イーグルアイ」

実は、時間を間違えて行ったので、RED・・・が始まるまでに1時間以上あることが分かり、急遽これを観ることにした。
あまり期待していなかったのだが、結構いい出来の映画だった。
かなりお勧め。
FBIの老刑事がよかった。
で・・・久しぶりに映画のパンフレットを購入した。
ビリー・ボブ・ソーントンという俳優・監督・脚本家・ミュージシャンだということが分かった。


「RED CLIFF」

中国が好きなもので、観たかった。
金城武の名前が、「きんじょう」ではなく、「かねしろ」であることが分かった。
なかなか憎い演出がしてあった。
今までのように鮮やかな色は登場しないが、画像が綺麗だった。
それから、俳優陣が質が高いというか・・・。
主人公の周瑜役の俳優さんは無論だが、私が注目したのは曹操役の俳優さん。
曹操は、目の青い大男であったと思っていたが・・・そのイメージとはかなり異なっていたが、なかなかの人物だと思った。
少なくとも、奸物という感じではない。
監督のジョン・ウーの解釈が「そう」なのだと思った。
周瑜役の俳優さんは、どことなく中井貴一に似ていたし、孫権役の俳優さんは、若い頃の渡辺兼に似ていた。
それから、趙雲役の俳優さんも興味深かった。
失礼ながら・・・一番目立たなかったのが劉備だった。

肝心の金城武。
やはり、若いと言うか・・・。少し重みに欠けていたような気がした。
当時、孔明は40歳を過ぎていたと思うが、金城は30そこそこ。少し負けているような気がした。というか・・・
あの人は語学が達者すぎて、話すのが早い。
孔明って、もっと冷静で話もゆっくりのような気がするのだ。
とはいえ、あれだけの長い台詞をあんなに早くしゃべるのだから、すごいなあ。
もう10年したら、もっといい男になるんだろうなあ、金城。
その、成長する余地が見えたと言うか・・・。
だが、優しい眼をする俳優さんだと思った。

好き勝手なことを書いたぞ。
livedoor プロフィール

m-90_72954

Archives
  • ライブドアブログ