ネットは実に便利である。
時々、思いがけず素敵なものをハケ−ンしたり。。。

今回、「ヨーロッパで１００年以上昔に絶滅したといわれるカワシンジュガイ　真珠付」というものを見つけた。
びっくり。
しかし、誰かが買ってしまった後で在庫が０だった。
諦めきれず、ダメもとで問い合わせたところ、何ともう１セットあるというではないか。舞い上がった！
しかーし・・・。


画像を送ってもらったら、あれれ？？
この貝の形は・・・何か・・・違わないか？？？

この貝には何と”ヒレ”のような部分が付いていた。う〜ん。。。
貝の写真を見る限り、可能性としては、日本のイケチョウガイ、中国のヒレイケチョウガイ、または、ドブガイ。
形や色から見ると日本のイケチョウガイに一番よく似た形・色をしている。
ただし、やはりかなり昔のものであることには間違いない。というのも、現在の中国あたりでの淡水産の真珠貝（当初はカラスガイ、最近は主にヒレイケチョウガイ）を使っての真珠養殖とは少し異なっているように思われたので。１枚の真珠貝に現在はもっとたくさん真珠ができるように加工しているはずなのだ。
まあね。「１００年以上前の真珠を造る貝」には違いないように思うし、これがどういう経路で欧州に行ったのかを考えると、大変に興味があったりして。また、過去の、淡水産真珠貝を使った真珠養殖の資料の一つとして、とても貴重なものであると思われるので、そういう意味でも是非手に入れたいと思った私大。いや、次第。

少し値引きしてくれるようだし・・・。えへっ。