夜久霊をともない諸口に古事を訪ねる

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アンティークジュエリー

アンティークジュエリーの再構成 画像編

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立体のまま無理やりスキャンしたので、ちょっとアレですが・・・。

アンティークジュエリーの再構成

某所で購入したアンティークジュエリーは、難があって半額にしてもらったもの。
その「難」が、やはり「難」だった。
1mの高さから畳の上に落としたら一部崩壊した。
そこで、この部分を材料としてブレスレットを造ってみることにした。
問題は穴が小さいこと。
100年前の300個ぐらいの天然真珠を使っているのだが、1mm以下のものから4mmぐらいまで。
9割は1mmぐらいの大きさ。
そして穴というと、何と・・・。。。
私の使っている一番細いテグスが0.126mmなのだが、これが、1本は通るが、2本は通らないのだ。
それで、大きさを合わせたものを作ることが無理で、穴の大きさに合わせてランダムに真珠を選んで編んでいくことにした。
使うテグスは12本。此れを使って基本7本の真珠の筋を造る。
横同士をテグスで繋げるので12本が必要となる。

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めちゃくちゃ面倒な作業だ。。。ははは。自分でもよくやると思うね。あっははは。
でも、6割がたできてきたから我ながらすごいよ。
無論、素人が作るものだから、少し変なところもあるけどね。へへへ。

復元したパールジュエリー

100年ぐらい前の、糸が切れてバラバラになったジュエリーを安く手に入れた。それで、頑張って復元してみた。
留め方とかがちょっと素人っぽいけど、ま、いいよね。
私はビーズ編みのプロではありませんし。へええ。
ちなみに、真珠の大きさは2mmない。
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シードパールのネックレスの修復

さて。
私にしては珍しく、木曜日の夜から少し体調が不良だったが、何とか快方に向かっている。
今日は、(体調が不良とも思えないような・・・)、車を自分で運転して岡山県の津山市に出向き、宝飾の展示会を見てきた。
で・・・会場の隅っこで私がしていたことと言えば・・・細かい作業。
3時間ぶっ続けでやって、先日手に入れた“バラバラになっていた海水産天然真珠のネックレス@二連”を修復していた。
当初1時間で終了すると思っていたが、長さの調整に手間取り、やり直しをしたり、2〜3粒どこかに飛んで行ったりしたものを探したりしたもので、3時間以上かかってしまった。
しかし、“真珠様”のご利益は大したもので、その修復の最中に体調がよくなってきたように思う。
そしてまた車を運転して自宅に帰った。
明日はごろごろしながら・・・でも、別のネックレスの修復を試みてみたいと思う。
面倒くさそうな編み込みのネックレスであ~るるる。これも諦めずに少しずつでも続ければ何とか終わると思うのである。
ええ、私にとっては“真珠の神様”に対する修行のようなものだもの。

エレミア石

最近、エレミア石というレアストーンに興味が湧いている。
100年以上昔にカットされた石という話を聞き、欲しいと思ったが、何か・・・勘違いだったようだ。

10年以内に掘り出されたナミビア産の石だったようだ。
エレミア石は、1883年?1885年?ごろに初めてシベリアで発見された石らしい。
シベリア産の石が欲しいと思ったが、残念。
そんなにうまい話はないよね。。。

でも、一つぐらい持っていたい、聖書からの命名のエレミア石。
ジェレミジェバイト・・・?なんかそんな名前の石。

イギリスからのジュエリー

イアリングを2つ購入した。いありんぐscrew-5
スウェーデンからの輸入品、1920年代マルカジットと925銀のスクリューイアリング。
カジュアルに使うのに丁度いい大きさと雰囲気のイアリング。だが、何というか上品なデザインである。

デンマーク製1950年代JEMAX、925銀に青いエナメルのクリップイアリング。エナメルが美しい。いありんぐenamel-3

イギリスより ピンブローチいや、クラバットピンかな?

14ct-stick-pin-a-1
ア−ルヌーボー期あたりに独逸で作られた・・・かもしれないというピン。
中央の真珠が大変に美しい。小さいけど。14ct-stick-pin-a-2

クラバットピン

thumbnail_e[1]イギリスからピンを送ってもらった。
9金だけど、乗馬帽がモティーフなんて、日本ではなかなかないと思う。ちょっと予算オーバーしたけど、購入した。アイリッシュ・アフタヌーンのティ−パックとチョコレ−トを2つ、サービスしてもらった。へへへっ。
thumbnail_a[1]

アーツアンドクラフツ、エナメルと真珠の銀のペンダント・ヘッド

アーツアンドクラフツ、エナメルと真珠の銀のペンダント・ヘッド01このペンダント・ヘッドのエナメルは、少し緑がかった青地に黄緑色がボンヤリと被せてあって目にも鮮やか。下地の銀には小さな円形の打ち出しが何箇所か施されている。
中央に使われている真珠は blister pearl (貝殻内部で半球状に形成された真珠)。
不揃いな形の真珠と同じように、この blister pearl も Arts and Crafts では多く使われた。
フクリン留め(包み込むように周りを覆った爪)には細やかにミルグレインが打たれている。
エナメルとそれを覆うガラス質に疵は見当たらず、ブリスターパールと爪(フクリン留め)も同じように非常に良い状態。
斜め下へと延びている銀の枠が心持ちたわんでいるが、手作業で造られたのでこれは元からのもの。
ドロップの真珠は裏に変色がみられるものの、表は綺麗。

ペンダントのドロップ真珠は、スコットランドのテイ川で採れたものである可能性が高い。
テイ川のものは、よくArts & Craftsのジュエリーに使われている。

青ガラスのドイツ製銀ペンダントを専門家に見せた時は、ドロップ真珠については、possiblyとの返答のみ。

Arts & Craftsのイアリング jugendstil-銀と真珠・青ガラスのペンダント

ペンダント・・・jugendstil-銀と真珠・青ガラスのペンダント純銀とガラスと養殖真珠のペンダント。
アンティークイアリング2
ムーンストーンは青いシラーあり。Arts and Craftsらしい
品で直径が2cm無い位。イヤリングは円形の上部が
ほんの微かにカーヴが足りなくて平っぺったい。
手造りなので銀を円くする時に歪みが多少は出るかも。
スクリュータイプの金具自体は、確かヴィクトリア時代
終わり頃に発明され、Arts and Craftsにはよく使われる。
1900年前後に造られた英国か、アメリカのArts & Crafts。
sterlingと刻印されているものはアメリカの商品によく見ら
れる。両方の留め金部分にそれらはあり、へたくそな字で
5/85とも刻まれている・・・らしい。(ルーペを使わないとみえない)。
留め金を緩めた時に心棒がぐらぐらするが、深く刻まれた
溝はしっかり噛み合っていて、きちんと閉まる。

ア−ツ&クラフト?

真珠・ヴィンテージの鎖14de03-3














実際はグラデーションはもっと美しい。
周りの金属は純銀で、裏に薄らと925のマークあり。
黒っぽい汚れがあるが貝に影響を与えないため放置した。
動物の毛の歯ブラシまたは、フェルトに歯磨き粉を
付けて擦ると落ちるらしい。
純銀のヴィンテージの鎖(約44cm)付き

エドワーディアンのダイアモンドとハイカラット・ゴールドの指輪

aエドワーディアンはヴィクトリアン直後の時代で、1901から1914年。
この時代にプラチナが使われ始め、yellow goldのフープにプラチナでダイアモンドや真珠をセッティングするスタイルが定着し始めた。
エドワーディアンの後の時代がArt Deco。
この指輪はフープに彫りこんだ模様が入っているところからしてそうした装飾のないジュエリーが殆どのArt Decoの時代よりは以前に造られたと思われる。そしてアーモンド型の、大小のダイアモンドが嵌め込まれている部分の爪は、white goldの場合ヴィクトリアンかもしれないが、これがプラチナならエドワーディアンと高い確率で言える。過渡期に造られたジュエリーにも見える。a-3

Arts & Crafts、ブリスターパールとムーンストーンのペンダント

DSC00143
 * Arts & Crafts、ブリスターパールとムーンストーンのペンダント
これはArts & Craftsの代表的な工房、Charles Hornerのデザインとほぼ同一のもの。
ただ、この作品にはホールマークと制作者の印は入っていない。
造られた時期は1880〜1910年頃と想定。
純度は不明。メッキではない銀に、ムーンストーンとブリスターパールが素材の胴体で出来ている。DSC00129

1930年頃のバーブローチの真珠

2-7真珠のブローチ - コピー
イギリスから送ってもらったアンティークのバーブローチ。
天然の真珠が使ってあるとの触れ込みだったが、鑑別機関に出したが「海水産の無核真珠」としか分からなかった。
2-8真珠のブローチ - コピー

が・・・
某所で真珠に詳しい人に見てもらったところ、白蝶ではないような気がする。アコヤじゃないかなあ・・・。とのこと。

もしかして、アコヤの天然真珠?

英国からのオルゴール

息子が大学に受かったのが嬉しかったので、いい気になって買い物をし過ぎた。
そのツケがまだ終わらない・・・。
仕方ない。。。
とはいえ、自分用にクリスマスプレゼントが欲しかったので、よく訪問する某アンティークネットショップにアクセス。
20%offというので、オルゴールを購入した。
イギリスのチョコも1つおまけに付けてもらった。

オルゴールは、1920〜30年ぐらいものもらしい。ちゃんと音が出る。
シュトラウスが1867年に作曲した「美しき青きドナウ」のイントロ部分である。
結構いい感じ。
これを聞きながらアロマキャンドルなんか灯しながら紅茶を頂くといいかもしれない。
アンティーク・オルゴール03

プラチナの話

仲良しの職人さんに、
アンティークショップで買った二つのジュエリーを見せた。

一つは・・・
簡単に作れる(多分)ちうごく産。と言われ、すっごくショック。
もう一つは、
「ああ、これはちゃんと手作りしてるものだね。ちゃんとした職人の物だ。」と言われ、ホッとした。
ただ、気になることを言われた。
というか・・・
重要な情報だ。

私の持っているジュエリーは、イギリスから送ってもらった。
かなり細かな細工が施してある。
上はプラチナ。
下は金。
すると・・・
「プラチナの処理は昭和の初めになってからできるようになっているからね。これはそんなに古いものじゃないよ、と。」
「酸素を使う技術が昭和になってやっとできたからね。」と言うのだ。
此処で昭和元年が1925年であることを思い出した。
私のジュエリーは1930年頃の作と言うことになっている。年代的にはおかしくはない。
しかも、この手の技術は日本というよりジュエリーが必要だった欧州の方が先に使い始めたと思われるし。

という訳で・・・
まあ、いいんじゃない?

「中国で作ったんだろう」と言われてショックだった…

出張で上京したので、行きたかったいくつかのお店に行ってみた。
MIKIMOTO本店に初めて行ってみた。

・・・4階のハイジュエリーも見てみた。
感想・・・。
書くと営業妨害と言われそうだから書かない。
取りあえず「いらっしゃいませ。」とは声を掛けてもらった。
それで満足すべきだろうか?
他に客もいなかったが。

もう一つ、銀座にMIKIMOTOがあることを教えてもらったので行ってみた。
閉店15分前。
警備のお兄さんが、一番に声を掛けてくれた。
店員が声を掛けないので可哀想だと思ったのかもしれない。
ここでも「いらっしゃいませ。」とは声を掛けてもらった。

帰ろうとしたら、
「如何ですか?」と、まっとうな対応をしてくれた初めての店員さんが登場。をを!と・・・ちょっと感激した。
ジュエリーボックスを一つ購入した。
ついでに会員になった。さらに・・・
7月生まれだったので誕生月特典として10%OFFにしてもらった。らっき−。

さて。
タイトルの「中国・・・」云々は、MIKIMOTOには関係ない。
MIKIMOTOに行く前に立ち寄ったアンティークショップに関係ありの話だ。

私はアンティークが好きで、時々買う。
このお店は品数が多いだけでなく、結構安いので前から気になっていた。
2年前に一つだけペンダントを買っている。
他にも気になっていたものがあり、それが欲しかったので用意してもらっていた。

一番欲しかった真珠のペンダントトップ。
豪華で上品な真珠のブローチ。
いずれもよかったが、真珠の形が良すぎた。迷い迷い・・・やめた。
養殖の可能性が高いと思ったので。
私がアンティークを買うのは、古いものが好きであるとともに天然の真珠の可能性があるからである。
この二つの商品の真珠は丸く、歪ではなく、形が良かった。この大きさでこの形は、天然ではかなり珍しい。
だから止めた。

代わりにざっくりとカットされたダイヤのいっぱい入ったペンダントトップを買った。
ただ、バチカンが新しいデザインなのが気に入らなかった。
「このバチカンは後で加えたものですか?」と訊くと「いや、初めから付いてましたから、当時の物でしょう。」との返事。
あれ?そうなの?
・・・此処で止めておけばよかった。不審に思っているのに、でも買ってしまった。

次の日、
仲良しの職人さんのところに行って、頼んでいたものを貰って帰った。
その時にアンティークショップで購入したダイヤがいっぱい入ったペンダントトップを見せた。
一目見て商人さんの言ったこと。

「ああ、これは機械で盤に穴をあけて作ってるな。すぐできるよ。それから接着剤で石を付けたんだ。多分中国辺りで作ったもんだろう。」と。

が〜ん!
ということは・・・アンティークでも何でもない?
もしかして、質の悪いダイヤの原石を荒削りして接着しただけの・・・


真珠以外のジュエリーを二度と買うまいと強く心に誓った。
すぐ忘れそうだが。。。

イギリスの・・・

イギリスのややこしい名前の宝石関係協会の名前をメモっておく。

ひとつは、
The Gemmological Association of Great Britain たぶん、「英国宝石学協会」
(Gem-A=英国宝石学協会)


もうひとつは・・・
The Society of Jewellery Historians  たぶん「(英国)宝飾品歴史家協会」

上は、宝石の鑑定関係。
下はアンティークジュエリーについての協会なのだと思う。

忘れないうちにメモメモ


なお、
「英国宝石学協会が認定する宝石学資格 FGA(Fellow of the Gemmological Association of Great Britain = 英国宝石学協会特別会員)は、1913年に世界初の宝石学ディプロマとして授与されて以来、国際的に認知されている宝石学資格で、すべての試験に合格した方のみがFGAを取得することができる。」そうである。

宝飾品

最近、お金がいることが多くて、逆に、え〜い!と自分の欲しいものを買ってしまっている。
・・・私の貯金から払っているからいいけど、
ちょっと主人には言えないなあ・・・。

ははは・・・(遠゛゛゛)

イヤリング@マーカサイト

DSC00271
息子が受験をした。
結果は・・・残念だったが、私は試験の間、いろいろな処に行っていた。(悪い母親だ。。。)
さて。
手に入れたのはアンティークのイヤリング。
いや、1930〜60というから、アンティークではなくヴィンテージか。

名古屋にある某アンティークショップでいろいろ見せてもらったが、あまり気に入ったものはなかった。
しかし、イヤリングはもともと好きだったし、手ごろな値段のものがあったので、手に入れたのだ。
なかなかいいでしょ?
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